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人見知りアラサーリーマンの気ままなブログ

【人間関係】相手との境界線 バウンダリーって?

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 バウンダリーって?

 

人間関係において相手との距離感が大事になってきます。

 

人それぞれ距離感が違いますし、

自分自身これ以上踏み込まれたくない距離感ってありますよね。

 

このように

自分と相手との間にある境界線。これをバウンダリーと呼びます。

 

 境界線を超えてくる。バウンダリーオーバーって?

とある住宅街

お隣同士の住宅AさんBさん宅がありました。

 

Aさんは車好きで毎週末洗車を楽しんでおり、いつ見ても新車の様にピカピカ。

 

 一方、Bさんはちょっとずぼらな性格。

車は足になれば十分。汚れていても気にしません。

 

ある日、Bさんが帰ってくると自分の車が奇麗になっていることに気づきました。

 

話を聞けばAさんが自分の車の洗車ついでに洗ったとの事。

 

 

もし、あなたがBさんの立場であればどのように感じるでしょう?

 

 

親しい間柄なら、「あら、ありがとう。奇麗にしてくれて。」

なんて感じで微笑ましく済む話です。

善意で行ってくれた行為ですから、文句は出ないと思います。

 

しかし、親しくない間柄ですと「ちょっと、何勝手に触ってるんですか・・・」

とムッとした感情が芽生えるかもしれません。

 

Bさんは別に汚れていても動けば十分。それ以上の価値観は持っていません。

綺麗かもしれないが、断りもなく…

 

Aさんにしてみれば汚れていて気になってしょうがない。

時間もあるし、モノや金銭の要求をしたいわけでない好意で行っただけです。

 

(厳密には相手の土地に入ったり、傷が入ったりした時点で

色々と法的問題が出ますがそこは割愛してください)

 

典型的なバウンダリーオーバーの例がこのようになります。

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Aさんが好意で行っても、Bさんにとっては不快です。

 

つまり

①一見、その人のために見える

②その行為を盾にして、自分の欲求を満たそうとしている

 

ということになります。

 

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 バウンダリーを引く。自分の陣地を守る。

 

相手は善意という名のもとに自分の領域へ入ってきます。

 

・・・なんか正義を振りかざしてるように見えますね(笑)

 

最初は多少は問題ないと思って「いいですよ」なんて言えますが

気付けば自分の大事なところまで侵入を許している…

 

仕事においてもこの様なシチュエーション大なり小なりあると思います。

 

日常においても、自分の心の中においても

「自分の居場所」を確保することが必要です。

でなければ、心が安らぎません。

 

家に帰ってきたら家族ではない、知らない誰かがいる。

こんな風に干渉されていては心がざわつきますよね?

 

なので「ここは私の敷地です。これ以上入ってこないでください」

相手に伝えて分かってもらえなければいけません。

 

自分を尊重できる「自尊感情」

自分と向き合える場所がないと育たないと言われています。

 

なので自分の居場所を確保することはとても大事なのです。

 

でも…いきなりそんなことを言ったら

相手に嫌悪感や対立を招きかねませんよね。

 

 バウンダリーの上手な引き方

第一印象を重視する

初めて会う方なんかに有効な方法です。

実際の自分に対して3割増しぐらい誇張するイメージで話をしましょう。

そうすると初対面の相手の印象はぐっと大きく捉えてくれます。

 

あくまで演出としての手法なので2倍、3倍なんて誇張はやめましょう。

すぐにボロがでてバレます。3割で、ほどほどにしましょう。

 

専門的な返し

普段おとなしいのに、こいつ・・・出来る!

と思わせる、にわか知識ではなく

専門的に語れるくらい秀でたモノを見せつけます。

 

そのギャップで相手に対して大きな印象を与えます。

 

ミステリアスな雰囲気

すべて分かっていれば予想の範疇。

相手の手のひらで踊ってしまうことになります。

 

しかしわからないことに対しては、慎重になります。

 

会話の中でもあまり多くを語らず、不明瞭な点を残しておくことで

相手にすべてを悟らせないようにします。

  

相手に少しの不安感を与える

友達と一緒に行動していたのにフラッっと消えてしまった。

あれっと思った数分後に現れる。と謎めいた行動

 

バウンダリーオーバーはお互いの範囲が分かり切ってしまっているときに

起こりやすいです。

なので、謎めいた行動など不安を少し煽る事で範疇が分からないようにします。

 

自分で決める

何食べたい?どこ行こうか?

・・・・

じゃあそうしよう。

 

相手に決定権を委ねていませんか?

そうしてしまうことで相手は常に自分に依存していると思い込んでしまいます。

なので自分で決めるとう習慣を持ちましょう。

ただ、「同調しない」事ではなく「自分の意見を言う」事を指します。

 

まとめ

人は知らず知らず相手のエリアに入ってしまいます。

攻撃的でも好意的でも

そこを悟ってくれる人は中々いません。

 

なので自分からしっかりと境界線:バウンダリーを引きましょう。

 

 

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