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人見知りアラサーリーマンの気ままなブログ

【人間関係】適応障害とは? 「うつ」との違い

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順風満帆なサラリーマン。とは言い難いですが

人並みに仕事を任せられる事が増え

 

30代で昇格することが出来ました。

 

さぁこれから。

そこで待っていたのは…

 

適応障害って何?

自分と世の中には様々な関係の中で成り立っています。

 

人間関係で言えば、夫、嫁、彼氏、彼女、家族、友人、上司、部下

場所でなら自宅、職場、狭い場所、暗い場所、電車、車、バス

 

そういった"場所"で、"ある出来事"が

その人にとって、とても辛い出来事。耐えがたい苦痛を感じてしまい

気分や行動面に症状が現れる事を言います。

 

私が発症した状況は「職場」で「上司」からの"プレッシャー"でした。

・仕事を丸投げ。フォロー無し

・しかし完璧な成果を求められる

・些細なミスでも指導という名の説教

 

症状としては

出勤

・憂鬱で職場へ行きたくなくなる(それでもなんとか行きました)

職場では

・会議中に脈拍が速くなる

・また、冷や汗をかく

・詰め寄られた際に言葉が出てこない(思考停止)

・何もないはずなのに強烈な不安感

 

就寝時

・不安がループして眠れない。特に日曜の夜。

 

 といった症状・思考が職場では現れました。

 

他には

・抑うつ気分や不安、焦りや怒り、緊張などの情緒不安定な症状

・置かれた状況で計画したり続けることが出来なくなってしまう

・飲みすぎ、暴食、無断欠席、喧嘩といった攻撃的な行動

こういった症状が現れる方もいる様です。

 

しかし

・帰宅時には気分が晴れる

・週末は趣味や遊びに出かける

 

といった環境が変わると症状が落ち着きます。

 

 

 私の様にストレス源から離れることで、週末には趣味を楽しんだりと

一時的に改善が見られる、適応障害の症状の特徴の一例です。

 

うつとは何が違うの?

家に帰っても気分は晴れず

週末も悶々と過ごし楽しめない

不眠症が続く

 

この様な症状が2週間以上続くようであれば”うつ”と診断される可能性が高いです。

 

”うつ”の一歩手前。それが適応障害です。

 

どう対処すればいい?

・ストレス源から離れる

私の場合、違う上司に相談し病院へ行きました。

そこで診断書を貰い配置転換の希望を進言しました。

 

ストレス源となる人間関係から離れることで改善することができます。

恋人であれば別れる。友人なら距離を置くといった回避も効果的です。

 

でも家族の様に簡単には離れられない…

毎日会社に行かなければならない…

 

そんな時は?

 

・自分の適応力を高める

そのストレス源に対してどの様に受け止めるか。

受け止め方に問題があることがあります。

 

悪いことが起こると、どうしても次も予想してしまいがちです。

でも本当に起こる事でしょうか?

 

敏感すぎて生きづらい?HSP - bush-style blog

 

先のブログでも書きましたように

悩み方・捉え方を変えるとストレスを緩和することができます。

自分ではなく、第三者目線で捉えると違った感じ方が出来ます。

 

私も現在行っている、「認知行動療法」なども効果があります。

 

ストレスをうまく乗り越える経験を繰り返すことで

適応力は高まります。

 

・薬物療法

適応障害も”うつ”症状が出ていますので、薬物療法が効きます。

 

心のバランスは脳内の伝達物質(セロトニン)の働きによって保たれています。

セロトニンが不足すると憂うつになったり暴力的になったりすると言われています。

 

なので薬によって、気分を改善することができます。

実際に短期間ではありますが私も服用しました。(SNRI:イフェクサー)

 

 

でも薬って怖い…と思います。

 

こちらを見るとわかりやすく説明されていますので時間があれば一読してください。

 

マンガで分かる心療内科・精神科in池袋 第20回「抗うつ薬って、どうして効くの?~SSRI」 | ゆうメンタルクリニック心療内科

 

しかしあくまで「対処療法」となりますので

根本治療にはカウンセリングや環境調整が必要となります。

 

現状を早く改善したい・・・だからこそ

弱った状況では、よい行動は中々取れません。

 

一度、休ませて焦らず時間をかけて、心の元気を取り戻しましょう。

 

焦ってはいけません。まずはゆっくり休みましょう。

 

先生に教えてもらいましたが

早期治療・早期回復」出来るのも適応障害の特徴でもあります。

まだ」ではなくて「いま」なのです。

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